イオンモール高の原

こんばんは。松﨑です。普段はTwitterを中心に「発信系SNS(発信するだけで、表面的で自己中心的な受信しかできない人が多いのは残念ですが。)」を運用していますが、Twitterの特性上、どうしても「140文字の壁」にぶち当たります。そして多くの人のツイートが一気に流れてきて、その中には結構「しゃーぷ」なものもありますよね。

もっと不定期に「なちゅらる」な日常とかを「ふらっと」書けて、それを見返せるような媒体があってもいいんじゃないかな。と思って開設してみました。今回は「こういうものなのか。」ということを体得するための実験的投稿です。

 

【1】高の原イオン

弊学の学生が頻繁に通い詰める高の原イオン。京都と奈良の府県境に跨るように位置しているという地理的に非常に興味深い性質を持っている。

ところで、現在(4月末)、京都府には緊急事態宣言が発令されているが、奈良県には緊急事態宣言が発令していない。そうなると、「イオンモール高の原内の商業店舗等は、どちらの自治体をベースに休業・営業を決めるのだろうか?」という疑問が湧いてくる。

 

実際、関東のいくつかの地域で、「県境問題(線路を跨いで、制限に大幅な差が出ていることについての問題)」が起こっている。そこで、調べてみたら次の表が出てきた。

https://emergency.aeon.jp/takanohara/.assets/0425-0511_%E5%96%B6%E6%A5%AD%E5%BA%97%E8%88%97%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85_0427%E6%9B%B4%E6%96%B0.pdf

どうやら、「この店は京都側にあるから休業!」「この店は奈良側にあるからセーフ!」などという理由で決めるのではなく、施設として、「生活必需品を取り扱うもののみ営業」というスタンスを取っているっぽい。

思ったのは、「結構厳しく運用しているんだな。」ということ。感触、8割以上の店舗が閉まっている。

イオンシネマやゲームセンターは勿論の事、オシャレな服のブランドや、雑貨店、書店までもが閉鎖されている。(逆に営業しているのは、クリーニングとか、クリニックとかそのような類。)

ただ、これもよく考えれば当たり前の話で、「県境に位置する」のだから京都からも奈良からも行きやすいという事であり、「奈良側だからセーフだよな」と言って映画館を営業しても結局京都からも人来ちゃうので、よく考えれば当たり前だなと思う。ただ、およそ15日前後の間の休店は各種店舗にとって痛いだろうな。(個人的には、「そこまでやるの?」って思わなくもない。おそらくブランド服や雑貨は「嗜好品」と捉えられているのだろう。前回の緊急事態宣言下よりも本気度が伝わってくる。)

その一方で、パフォーマンスに終始する某府知事にはうんざりするが。こういう非常事態の際には、国民に無能か有能かがはっきり分かる。

 

ただ、「60点の政治でいいや」って思ってる層がいっぱいいて、政治家も60点の政治をして、いざ有事だというときに60点では足りず、それに一般人が「もっとやれよ!」って言い、90点を求め怒る構図は良く見かける。これはこれでどうかと思わなくもないが、まぁ、人の前に立つものは目立つ反面矢面にも立たなければならない。ということなのかな。

古代ギリシアの政治家・ペリクレスが疫病で死んだ後、扇動政治家が大衆をまやかすような衆愚政治の状況に陥った。」という構図と似てなくもない?(いわゆるポピュリズム)

あ、あと思うこととしては、飲食店における酒類提供を断つことが考えられていて、「さながら禁酒法」だと言われているが、酒類提供を断つことは有効だと思う。お酒を飲んで酔ってマスクを外して大声で話して痴態を晒す。というのは山ほどあるので。飲食店で酒類が提供されないからと、宅飲みを数人で行おうとする大人が出てきたら、その大人には侮蔑の念を抱く。そこまでは行政の手に負えない。後、何でもかんでも「自由の制限だ!人権が!」と言う風潮もどうかと思う。皆で我慢するべき時もあるだろうに。

オリンピックもどうなるんですかね。「オリンピックをやることによって、自宅でみんながテレビを観るようになり、かえって感染対策が万全であります。」とかいう政治家が出てくるのだろうか。

 

大阪から奈良まで毎日通学していると、どうしても「県境」への意識が薄れていくが、こういうことを考えてみるのも面白い。

少し、境を踏み越えて、今の現状について思うことも触れたが、このくらいで。